瑠璃のかなたに

キリストはエボリに止まりぬ

私の通う、土曜日のピノ先生のイタリア語講座では2時間のうち、はじめの1時間ほど、本読みに、今はエルサ・モランテのLa storiaを読んでいます。後の1時間ほどは順番に、それぞれがイタリア語でフリートークをします。2週間前の、フリートークの時間、五藤さんから「『キリストはエボリで止まってしまった』」を読む(上村忠男著)」が新刊書として売り出されたとのご紹介がありました。20年ほど前、ピノ先生のイタリア語講座を受けていたとき、Cristo si è fermato a Eboli (キリストはエボリで止まりぬ)を読み始めたことがあったのですが、難しすぎて挫折してしまった本の解説書です。早速、インターネットで解説書「『キリストはエボリで止まってしまった』」を読む(上村忠男著)」を購入して読みました。その時はイタリア語だけでなくイタリアの歴史や地理をあまり知らなかったので、読んでいても内容が理解できそうにもありませんでした。夫が亡くなってからイタリア語の勉強を再開し、イタリア旅行もし、イタリア関係の本を読んだり、イタリアの文化や歴史に関する展覧会やテレビ番組を、たくさん見る機会をもったりしている中に、イタリアの国や人々にもだんだん馴染みになってきました。そんな矢先に以前難しすぎて読みこなす事が出来なかった本の解説書「『キリストはエボリで止まってしまった』を読む(上村忠男著)」に巡り会ったのは良い巡り合わせでした。とてもわかりやすい解説書です。この本を読んだあとカルロ・レーヴィの『キリストはエボリで止まりぬ』は岩波現代叢書から清水三郎治訳で出ていることを知って、インターネットで探しましたが見つからず、絶版かとあきらめかけていたところ、運良く、名古屋市立 鶴舞図書館で見つけて借りることが出来ました。あらたためて、今カルロ・レーヴィの『キリストはエボリで止まりぬ』を読むと、とても分かりやすく、最後まで興味をもって読むことが出来ました。 Cristo si è fermato a Eboli (キリストはエボリで止まりぬ)はフランチェスコ・ロージ監督によって映画化されたそうです。いつか原書で読むことを願っています。

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by pypiko | 2010-12-22 12:59 | その他