瑠璃のかなたに

2017年 05月 05日 ( 1 )

松平千秋 国原吉之助共著 ラテン語読本 11

ビアースはギリシアの七賢人であった。
ある時、邪悪な人間たちと同じ船で航海をしていた。
逆風の嵐で船は沖で波に投げられ、ゆすぶられたときに、彼らは神々を呼んだ。
その時、ビアースは言った。「だまれ。お前たちがここで航海をしていることを神々が気付かれないように。」
ビアースの祖国プリエネを敵が占領していた。
今、他の逃亡者たちは彼らのものから多くのものを持ち逃げしようとしていた。
そこで彼も同じことをするように忠告されたとき、彼はこたえた。
「私は実際そうしているのだ、なぜなら私のもののすべてを(つまりお前たちもこの船もひっくるめて)私が運んでいるのだ」と。
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by pypiko | 2017-05-05 17:14 | その他