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瑠璃のかなたに

パスポート更新

パスポート更新

夫が生涯で始めてとったパスポートが癌の宣告をうけた年で、二人で一緒にとったパスポートの有効期間の5年がそろそろ終わり日近づいていることが気にかかっていました。

昨年夏にイタリア旅行の折に、何ヶ月かの猶予がないといけないといわれて確かめたところ、どうにかセーフだったと思った記憶がありました。てっきり満期が過ぎていて改めて交付してもらわなければならないだろうなと思っていました。お正月が過ぎて、急に思い立って自分のパスポートを調べてみたところ、満期日は27 Jun 2011でした。有効期限内に手続きをするといくらか手続きを簡単にすませることが出来るのでもうけものをした心境でした。パスポート交付の受付ではじめて、一月(Jan)ではなく六月(Jun)といわれて気がつきました。それでも残りの日にちを無駄にしていいなら今でも更新出来ますよといわれて、無事更新することが出来ました。こんな間違いをする人は私ぐらいの年寄りには多いのだろうな、と思いながらその場の恥を飲み込みました。1月14日手続きをすませて1月20日受取りに行きました。今度は5年ではなく10年有効のパスポートなので満了日まで使うことはないでしょう。

2001年の米国同時多発テロ以降は、テロリストによるパスポートの不正使用を防止する観点から研究が重ねられ、本人特定を確実なものにするために、ICチップがはめ込まれたパスポートが採用され、顔画像が判定の一役を担っているそうです。現行のパスポートは、2006年3月20日から採用されたものだそうです。前回2006年6月27日発行の私たちのパスポートにも同じICチップの組み込まれたものでした。 

パスポート更新の前に隣接の写真撮影の場所で撮影を受けました。写真は眼鏡をかけた私の顔写真の目が眼鏡で曇っているのでという理由で眼鏡を外しての再撮影となりました。5年の歳月は随分私の顔を変貌させているのに驚かされました。今から2,30年も前になりますが、そのころから眼鏡は私の顔の一部です。小児科医療に携わっていましたので、子供の喉を見るとき老眼鏡でみるとピントが合わないので眼鏡を外さなければなりません。カルテに所見を記載するときは老眼鏡が必要です。眼鏡をかけたり外したりでは不都合なのでそのころから常時、遠近両用の眼鏡を終日かけっぱなしでいます。前回のパスポートの写真では眼鏡をかけても目がぱっちりと映っていて機械の判定にも支障がなかったようですが、5年の歳月が目の力をなくして垂れ目になっているのです。どう見ても老人顔です。とはいうものの5年前の私はまだ見れるじゃないと思ったりもしています。 
by pypiko | 2011-01-21 13:40 | その他