瑠璃のかなたに

松平千秋 国原吉之助共著 ラテン語読本 19ー2

19-2 カエサルの部下 コンシディウス
カエサルは同じ日に偵察隊から敵は自分たちの陣営から数千マイルというところに陣営を張っているとの情報を受けると山の形状や周辺の勾配などを調べさせために兵士たちを送った。
第三夜警時に司令官代理のラビエヌスに二個軍団を複数の道に精通した案内人とともに山の頂上へ上るように命じた。彼はラビネウスに自分の計画について説明した。彼自身は第四夜警時に入ったすぐ後で敵の通った同じ道を敵のもとへ向かう。そして全騎兵隊を自分の前へ行かせる。彼は軍事に精通していて、スッラの配下で、次いでクラッススの軍隊で勤務していたコンシディウスを偵察隊とともに先に出発させていた。
夜明けと同時にラビエヌスによって山に頂が占拠されたときカエサルは敵陣から1.5マイル以上離れていた。そして捕虜から確かめたところでは敵はカエサルの接近もラビエムスの接近も知らなかった。ところがコンシディウスは馬を走らせてカエサルのもとへ駆けつけるとラビエヌスが占拠するはずの山は敵によって占拠されてしまった。そのことを自分はガリアの武器と軍旗で確認したといった。カエサルは軍勢を近くの丘へ連れて行き隊列を敷く。ラビエヌスはカエサルにより、いたるところから一斉に敵軍へ攻撃できるように、自分たちの部隊が近くに現れるまで戦闘を始めないように指示されていた。山を占拠したままカエサルの部隊の到着を待った。真昼になってやっとカエサルは偵察隊を通して真相をつかむ。つまり山の頂はは味方によって占拠されている。コンシディウスは恐怖のあまり動転して見ていなかったものを見えたかのようにカエサルに知らせていた。その日はこれまで通りの間隔で敵の後を追った。彼らの陣営より3マイルほど離れたところに味方の陣営を構築した。(1ー21-22)
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by pypiko | 2017-07-20 08:29 | その他