瑠璃のかなたに

2018年 02月 04日 ( 1 )

大村雄治・ 古川晴風・有田潤共著 やさしいラテン語読本24

24 ホラティウス コクルス1
ローマではロムルス以後6人の王が次々と都の支配者となった。
最後の王タルクイニウスは傲慢で残忍であった。
彼は人民に法律を与えず、国家をよく治めることもしなかった。
かくして、ローマ人はタルクイニウスとタルクイニウスの息子、残忍で凶暴な若者セクストゥスを都から追放した。
「もはやローマ人は王を持たなくなるであろう。王ではなくローマ市民が都と国家を治めるであろう。」と彼らは言った。
一方タルクイニウスは全エトルリアの王ポルセンナのところへ赴き万事を語った。
ポルセンナは言った、「友よ、汝の受けた不正は忍び難いものであり、汝の息子の受けた不正も忍び難いものである。
私はたくさんの騎兵とたくさんの歩兵を持っている。
私の騎兵と歩兵を全部呼び集め、大軍を引き連れて汝と汝の息子を罪深い都まで導くであろう。再び汝は都を治めるであろう。
かくしてエトルリア全土を丘をも野をも伝令が急ぎ、すべての村からエトルリア人を召集した。
武器はすばらしく、兜の赤い羽根飾りは逆立ち、楯はきらめく日の光に輝いた。
ポルセンナは兵を率いてローマへ向かった。
どの村の農夫たちもひどく恐れおののいた。
エトルリア人は穀物と家々を焼き払い、木を切り倒し、音の子供を殺し、たくさんの戦利品を分捕った。
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by pypiko | 2018-02-04 19:33 | その他